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ダークエルフの森を守ろう!(無理やり/人外)

 王国は、ダークエルフが住む森を焼き払おうとしていた。その非人道的な行為に反対する国民は少なくなかった。サナも、その一人だった。

「う……ここは……」

 熱心な反対派であるサナは、今日も森の前で座り込みによる抗議活動を行っていた。だが気がつくと、薄暗く、見慣れない場所に一人で眠っていたらしい。ひんやりとした石の床、いつの間にか着せられていた肌触りの悪いぼろ布でできた服。そして、目の前には何本もの金属製の棒。

 ここはどう見ても牢獄だ。しかし、なぜ。確かに、王国に背き、森を焼き払うことに反対していたが、こんなことは許されないはずだ。

 何があったか、思い出さなくては……。

 必死で思い出そうとしても、酷い頭痛のせいでうまくいかない。とりあえず、重い身体を起こし、地面に足を崩して座った。

「あ、起きてんじゃん」

 顔を上げると、鉄格子の向こうに、若いダークエルフの男が立っていた。若く見えても、サナよりはずっと年上であろうが。

「ここは……?」

「牢屋。あんたは捕虜」

 サナは言葉を発せられなかった。守りたかったはずの相手に、こんなことを言われるとは。目が覚めてからずっと、こんな牢屋に自分を閉じ込めたのは、王国に違いないと思っていた。ダークエルフがこんなことをするなんて、ちっとも考えていなかった。

 サナの頭に、少しずつ記憶が戻り始めた。

 そうだ。座り込みをしていたら、ダークエルフが森の中から、王国の軍と座り込みをしている反対派に、大量の矢を撃ち込んだ。その矢はサナの左腕にも刺さった。鋭い痛みと、急激な眠気。サナはそのまま眠ってしまったのだった。

 思わず、左腕を見る。すでにそこに矢は無く、代わりに包帯が巻かれていた。

「痛む? 薬を持ってこようか?」

「大丈夫」

「そうか、よかったよ。どこか悪いところがあったら、役目を果たせないからな。お前は俺の子供を産むんだ」

「そんな……無理よ、種族が違うじゃない」

「ハーフエルフを知らないの? とにかく、孕んでもらうから」

 鍵を開けて、檻の中にダークエルフが入ってくる。

「やだ、やめて! 来ないで!」

 そうだ、この細くて身体の弱そうなダークエルフを突き飛ばせば、逃げられるじゃないか。そう思ったサナは立ち上がろうとしたが、できなかった。身体がうまく動かせない。

「やめておけよ。まだ矢の毒が効いているんだよ」

 ダークエルフが服を脱いでいく。その肉体は人間とほとんど同じだが、神秘的な美しさがあった。自分の服をすべて脱いでしまうと、彼はサナのぼろ布を剥ぎ取った。露わになった乳房を乱暴に揉みしだく。

「うっ……」

 あまりにも強く握られたため、痛みで声が漏れた。それを勘違いしたらしいダークエルフの胸を揉む力はいっそう強くなった。

「ぐ……痛っ、痛い……」

 ダークエルフの動きがぴたりと止まる。

「痛くしてるんだよ。人間ってのは、痛いくらいがいいんだろ?」

 ダークエルフには、間違った人間の知識が広まっているらしかった。ダークエルフががぶりとサナの首筋に噛みつく。

「痛ッ……」

 鋭利な歯を持つダークエルフに噛みつかれたサナの肌に血がにじんだ。その血を、ゆっくりとした動きでダークエルフは舐めている。

「あっ……」

 舌の動き、首筋に当たる息に感じてしまう自分を恥じながら、サナは声を押し殺す。やがて血は止まり、ダークエルフの舌もサナの首筋から離された。

 まだ身体を思うように動かせないサナを押し倒すと、ダークエルフは細い中指を、サナの蜜壺にいれた。

 ぐちゅっ。

 サナ本人も気がつかない間に、そこはびしょびしょになっていたらしい。蜜が外に溢れ、内ももを濡らしていた。

「やっぱ痛いのがいいんじゃん」

 ダークエルフは中指の腹でへそ側の肉壁を素早く擦り始めた。サナの動かないはずの足がビクンと跳ねた。

「ぁあ゛っ、う……ぅ」

 指の動きは止まらない。あまりにも指がサナの〝良いところ〟を捉えている。何とか避けようと腰をひねろうとするが、それに気がついたダークエルフに、かえってがっしりと押さえつけられてしまった。

「だ、だめ……ッ、あッ、ああ――ぁあああッ!」

サナの秘所から潮がほとばしる。その様子を見て、ダークエルフは満足そうに中指を引き抜いた。

 濡れて、所々床の色が変わっている。格子の外まで潮が飛んでいた。

サナの身体はすっかり熱を帯びていた。肩を上下させながら苦しそうに呼吸をしている。

「ぁあッ!」

 ぐったりとしたサナの肉壺にダークエルフの陽物がねじ込まれた。愛液と潮でびっしょりと濡れたそこは、ダークエルフをあっさりと受け入れた。

「はぁ、はあ……や、やめっ……」

 激しい律動。肉棒が愛液を纏いながら、サナの一番奥を何度も何度も突き上げる。サナは悲鳴に近いあえぎ声を上げながら、絶頂を迎えた。しかし、ダークエルフは止まらない。雁首が肉壁を抉るように動き続けている。

「ぁあっ、ぁん、はあっ……ぁああ……あっあ、ぁ……」

「そろそろ射精すから、しっかり受精してね」

「や、や……だ……やめッ……ぁあッ」

「やば……」

 蜜壺の奥に熱を感じる。

「あ、まだ射精てる……止まらないかも」

 ダークエルフの言葉通り、まだ射精は続いている様だった。肉棒と蜜壺の間から、白い液体がこぼれ始める。

「許して……もう……もう……家に帰して……」

「だめだよ。君は捕虜だって言ったろ」

◇ ◇ ◇

 ――それから、一ヶ月後。

「はあ……はあっ、もっとぉ……ぁああっ、いいっ、イく――」

 牢屋には、ダークエルフの上で腰を振るサナの姿があった。

「も、もういいでしょ……今日はもう7回もやったじゃん」

「だめ! はあッ、ぁあ……受精させるんでしょ? ぁあん、あぁっ、なら、もっともっとぉ!」

 ダークエルフは、人間に比べて繁殖能力が低い。その上、ダークエルフの女性だけが罹る疫病が蔓延し、彼らは絶滅寸前だった。サナは、ダークエルフの守り方を知った。サナのおかげで、彼らが滅ぶことは無いだろう。