毎夜毎夜そのピエロはやってくる。夢の中に……。今日こそは夢を見ませんようにと祈りながらサナは床についた。
ウィン、ウィン……。
音のする方を見ると、おとなのおもちゃを持ったピエロがこちらを見てにやにやと下品な笑みを浮かべている。
また今夜も夢をみてしまったのだ。
「い、いや……っ!!」
いつの間にかクマの着ぐるみを着たやつらがサナを押さえつけている。着ぐるみ連中はサナの服を脱がすと、下着姿になったサナをピエロに差し出した。
ウィンウィン……。
いわゆるバイブが、ぐいんぐいんと円を描くように動いている。
「やだ……あんたら毎晩毎晩なんなの? 何がしたいの?」
「何がしたいかって、そンなの決まってんダロ? 淫乱女を気持ちよくしてやンダヨ。俺たちも物好きダヨなあ。おら、脱げよ」
そう言いながらピエロが無理やりショーツを脱がす。
「おい、おめえら抑えてロ」
着ぐるみ連中がピエロの言うとおりにサナを押さえつけた。
「や、やだやめて……」
「ああ? いきなりぶち込まれてえのか? 濡らすンダヨ。俺様優しいヨな」
ピエロはサナの股に顔を埋めた。生温かい感覚が……。
「やだ、気持ち悪い! 舐めないで!!」
ピエロはぐいっと指でサナの蜜壺の入り口を広げる。そして、そこに舌を挿し込んだ。
「ひうっ!」
舌が肉壁を舐め回す。思わず体が反応してしまう。
「あ……ああ……」
「気持ちいいンダロ? ビッチ」
ピエロは顔を離すと、指を蜜壺に入れた。
「ひあっ!?」
「いきなり二本入れるのはさすがに意地悪ダったかな? でも淫乱ダから大丈夫ダヨな?」
「あ、うう……ぁんん……」
「むしろ二本がいいってか? 救いヨうが無いなあ」
ぐちょぐちょと水気の含んだ音が蜜壺から奏でられる。
「も、もう……やだぁ……」
「おお、おお。そうダな。指ダけじゃ嫌ダヨな」
そういうとピエロは突然サナの中にバイブをいれた。中をかき回すようにバイブが動く。
「う、ああ……嫌……」
「うーン、クマ君たち、なンダかあンまり気持ちよくなさそうダ。いつものしてあげて」
「いや! あれは……嫌!」
クマたちは器用に着ぐるみから男根だけを出す。一人のクマがサナの蜜壺に男性器をねじ込む。
「ああああっ!!!」
ぐちゅ、ぐっちょ……。
「や、やだ……やだやだ……」
別のクマがサナの後ろの穴に男根をねじ込む。
「ひうううううっ……は、はっ……あああ……あっあっ……ああ……や、だ……」
二人のクマは別々のリズムで好き勝手にサナを突きまくる。
「やダ? 嘘つけ。いい顔してンぞ。気持ちいいンダロ?」
「やだっ! ああ、い、やっ! いやっ!! あああっ!!!」
サナの蜜壺を犯していたクマが小さく震えてサナの中に温かいものを放出する。
「もうやめて……!」
サナの叫びが空しく響く。淫らな宴は、夜明けまで続いた。