悪の秘密結社によって作られた戦闘用スーツ〝イッテプラス〟は、気持ちよくなればなるほど強くなるのである!
「ふふふ、ここで会ったが百年目よ、ドーテイジャーのレッドさん」
サナは高らかに笑う。イッテプラスを着たサナは無敵に違いない。電マのスイッチを入れ、自身の肉芽に押し当てる。体がビクンと跳ね、肉筒が締まる。肉筒に挿入したイッテプラスの肉棒状の装置が快感を検知し、スーツにエネルギーが送り込まれる。
「き、君に恥じらいはないのか!」
レッドはサナを見れない様だった。今も壁に向かって叫んでいる。
「童貞さんには刺激が強かったかしら」
「い、いやいやよく考えたまえ! 君の行動は常軌を逸している」
サナは舌打ちをすると、レッドに向けてエネルギー砲を放った。レッドが壁に吹き飛ばされる。
「くそ、なんて卑怯なんだ!」
「私は悪の秘密結社の幹部よ? 卑怯に決まっているじゃない。そもそも敵に背中を向けるなんて、どうかしてるわ」
「君こそマイクロビキニでヒーローと戦おうなんてどうかしてるぞ! 怪我でもしたらどうするんだ!」
サナは首をかしげる。この期に及んで敵の心配とは。
「き、君のその……美しい肌を傷つけることはできない」
「紳士的なのね」
サナは表情ひとつ変えず、もう一度レッドにエネルギー砲を放つ。相変わらず背中を向けたままのレッドは、受け身も取れずに倒れ込んだ。一発目よりエネルギー砲の威力が弱まっている。
「いい加減、こっちを見てよ。寂しいわ」
レッドが振り返る。あのレッドが、自身の体を見ている。それだけで下腹部が疼く。
「やっと見てくれた」
「頼むから服を着てくれ……。じゃなきゃ戦えない」
「嫌よ」
「いつものスーツはどうしたんだ!」
「旧式のイッテプラスは廃棄したわ。あれもあれでエッチだったわよね。肌の露出はほとんどなかったけど、ぴったりしてて。私のおっぱいと、おまたの食い込みを誰かさんはガン見してた」
レッドが再び壁の方を向く。その後ろ姿にサナは容赦なくエネルギー砲を放つ。今度はレッドが壁にめり込み、砂煙が上がる。
「思ったより強いの撃っちゃった。ごめんね? あなたの視線を思い出したら、感じちゃったみたい」
砂煙からレッドが飛び出してきた。サナのマイクロビキニのトップスを剥ぎ取る。
「これでもうエネルギー砲は撃てないだろう? 撤退するんだ」
「私、イッテプラスがビキニだなんて言ったかしら? それとも、おっぱいが見たかっただけ?」
サナはレッドの手を掴むと、自身の胸に押し付けた。
「どう? ほら、好きにしていいのよ」
「痴女め……!」
だが、レッドはサナの胸から手を離そうとしない。
「正義のヒーローもおっぱいには勝てないか」
(このままじゃまずい……。ビキニがダミーということは、本物のスーツはステルス機能が搭載されているに違いない。だが、旧型と一緒ならあそこに装置が入っているはずだ。あれさえ抜いてしまえば……)
「私の負けだ! 君の好きにしてくれ」
「あら? 本当? やったぁ!」
サナはレッドを後ろ手に縛りあげると、スーツのマスクを外した。
「相変わらず可愛い顔してるわね」
レッドを仰向けに押し倒すと、サナはビキニパンツを脱ぎ捨てた。
「レッドさん、あなたは今から人質よ。お仲間が助けに来た時に備えて、エネルギーを貯めなくちゃいけないわ。私を気持ち良くしてね」
そう言うと、サナはレッドの顔に自身の秘所を押し付けた。
「さあ、舐めなさい」
(なんとか舌であれを抜いてやる……!)
レッドはサナの蜜壺に舌を挿し込んだ。中から愛液がどばっとあふれ出てきた。レッドの顔はすぐにサナの愛液でびしょ濡れだ。
「ねえ、そんな舐め方じゃ、満足できないんだけど」
「すまない、必ず君を満足させる」
舌を奥に。さらに奥に。ぐちゅ、ぬちゅと舌がいやらしい音を立てながら奥に入っていく。
「は、あ……ぁあ」
サナは愛おしそうに、すっかり大きくなったレッドの肉棒をスーツ越しに撫でる。スーツは我慢汁で湿っていた。
(舌じゃ届かないか……?)
舌を奥まで入れ過ぎて、肉芽に歯が当たった。その瞬間、サナが放尿した。レッドの顔に黄金の雨が降り注ぐ。その瞬間、レッドがぶるっと震え、スーツの中で射精したらしかった。
「気持ちよすぎて、漏らしちゃった。ごめんね?」
「君のせいだ……君のせいで僕は、僕たちは……」
「怒らないで。それが私たちの目的なんだから。全人類をエロエロにして、アブノーマルにする……最高にハッピーで素敵でしょ?」
「ふざけるな……」
「ふざけてないわ。私たちは真面目よ。真面目に、正義のヒーローを顔におしっこかけられて射精しちゃう変態さんにしたのよ」
「……っ」
「ねえ、教えてよう。どれくらい私のおしっこ飲んだの?」
「く、口に入った分は仕方なく……」
「私が聞きたいのはそんなことじゃないわ。どれくらい自分の意志で口を開けて飲んだの? すぐ口を閉じればよかったのに、そうしなかったわよね?」
レッドの肉棒がいつの間にか再び大きくなっていた。サナが悪戯っぽく笑いながら、レッドの肉棒を指ではじく。
「早く仲間になっちゃえばいいのに。もっと変態さんにしてあげるわよ」
レッドの仲間たちが駆け付けるまで、あと3時間……。