サナたちはモンスター討伐のため、森の洞窟に来ていた。この洞窟の中には、巨大な洞窟蛸が棲み着いているらしい。そいつが夜になると這い出てきて、人々を襲っているという。洞窟蛸とは、海にいる蛸に非常によく似たモンスターだ。ただし、普通の蛸と違い、陸地に暮らしていて、とにかく大きい。当然力も強く、触手に捕まってしまったら、逃げ出すことはできないだろう。
サナと仲間たちは、慎重に暗い洞窟を進む。良かった。この洞窟は小さい。このサイズの洞窟に棲み着いているのだとしたら、それほど大きな個体ではなさそうだ。
「さっさと狩って、街で酒でも飲みたいぜ」
「てか、居なくね?」
仲間たちはサナの後ろで呑気におしゃべりしている。サナは振り返り、後ろの二人に向かって「ちょっと、ふたりとも気を抜かないで」と注意した。二人はぽかんと口を開け、目を見開いている。二人とも、何か一点に釘付けだ。サナは二人が見ているものを確かめるため、ゆっくりと振り返った。そこには、見たこともないほどの巨大な洞窟蛸の姿があった。
「ぎゃッ」
サナは前に倒れ込んだ。仲間の誰かに、背中を思い切り蹴飛ばされたらしい。
「悪いな、サナ! こんなの勝てるわけねえよ!」
「私達のために、時間を稼いでね!」
仲間はサナを囮にすると決めたらしい。彼女の意思に関係なく勝手に。サナは「待って、みんな……」と言ったが、仲間たちはすでに洞窟の外へ逃げていったあとだった。
洞窟蛸が、サナを見下ろしている。触手を波のように動かしながら、彼女のことを観察しているようだ。サナは蛸を刺激しないよう、ゆっくりと身体を起こす。今すぐこの場から走って逃げ出したい。だが、そんなことをしたら最後だ。モンスターはたいてい、素早く動くものに反応する。
サナは蛸から目を離さないようにして、ゆっくりと後ずさる。少しずつ、少しずつ距離を取ろうとするが、蛸の方も、じわじわと近付いてくるので双方の距離は一定に保たれていた。
「このまま……ゆっくり逃げれば……」
そのとき、触手の1本が素早くサナに巻き付いた。吸盤が身体のあちこちに吸い付く。サナはあっという間に身動きできなくなってしまった。他の触手たちも次々とサナに巻き付いていく。絞め殺されるかとも思ったが、触手はサナの身体を撫で回すだけだった。触手は温かな粘液を纏っていて、動くたびにぬちゅぬちゅという水音が立つ。
「ッ……!」
触手の1本が、脚と脚の間にねじ込まれた。先端が肉芽を包み込むように巻き付くと、激しく動き始めた。
「ひゃん、あっ、あん……あっ、ぁあああ……」
触手は執拗にサナの肉芽を責める。サナの喘ぎ声が洞窟内に響き渡る。蛸の粘液のせいか、身体が熱い。やがて、サナは達してしまった。それでも触手の動きは止まらず、彼女は何度も達した。身体はビクビクと震え、立っているのもやっとになってしまった。肩で息をしながら、蛸を睨みつける。
それでも、蛸はお構いなしで肉芽を擦り続ける。
「んん……イ゛グッ、ん、ひゃあっぁあああ……」
サナは潮を噴き出しながら、達した。愛液とも潮ともつかぬものが、まだ秘所からばしゃばしゃと出続けている。刺激され続けた肉芽はじんじんして、感覚が薄れつつある。
ぐったりとするサナの身体を、蛸は触手で持ち上げた。そして、蜜壺と後ろの穴に触手をゆっくりと挿入した。吸盤が中を優しく吸う。
「う……ぁあ……」
蛸が触手を動かし始めた。異物感と快感、巨大なモンスターに捕らえられているという恐怖……様々な感情が交じり合い、自分でもよくわからない。確かなのは、敏感になってしまった身体が、蛸を拒むどころか求めているということだった。触手で身体を何度も突き上げられたり、胸を愛撫されたりするたびに、このままここに居たい……だなんて愚かなことを考えてしまう。
「お゛ッ……あ゛ッ……あん……ゔ……ひゃん」
激しく突かれるたび、サナの意識は飛びそうになる。常にぼんやりとしていて、洞窟内に響く声も、他人のもののような気がしてくる。
蜜壺と後ろの穴を突きまくっていた触手が、突然最奥で止まり、ぶるっと震えた。中に大量の精液が注ぎ込まれる。その間も、他の触手たちは彼女の胸の先端や肉芽を優しく転がしている。
「あ……ああ……」
洞窟蛸の精液で身体が満たされていくのを感じながら、サナは気を失った。