サナは宝箱を愛おしそうに撫でた。宝箱は派手な金の装飾が施されていて、宝石まで散りばめられている。これは、箱だけでもかなりの価値がありそうだ。苦労して、ダンジョンの最下層まで来た甲斐があった。
サナは鍵穴にツールを差し込むと、慣れた手つきであっという間に解錠してしまった。そして、一度深呼吸をしてから、宝箱を開けた。
「きゃあッ!」
その途端、宝箱からべろんと長い舌のような触手が飛び出してきた。
「まさか、ミミック!?」
サナは驚いて後ずさる。しかし、ミミックは素早く、触手でサナを捕らえた。あっという間に身動きが取れなくなる。触手は粘液を纏っていて、ぬるぬるして気持ちが悪い。サナは必死に抵抗するが、ミミックの力には勝てなかった。それどころか、触手は服の下に入り込んできて、肉芽や胸を撫でる。
「ひゃあんッ!」
急に敏感な部分に触れられ、サナは悲鳴を上げた。それでも、ミミックはねっとりとした触手であちこちに触れる。特に、肉芽を執拗に責めてくる。サナの悲鳴は徐々に甘い鳴き声に変わっていく。
「ぁああッ!!」
ついに、サナは絶頂を迎えた。身体がビクンビクンと跳ねる。それでもミミックは肉芽に異常な執着を見せる。休みなく肉芽を擦り、吸い付き、ちゅうちゅうと音を立てて愛撫し続ける。
「あ゛ッ……はっ、イクッ……ん、あ゛ッ……イ゛グッ……」
何度達したかわからない。余韻に浸る暇もなく、責められ続けるのだ。もう身体に力が入らない。サナは口からでろんと舌を垂らし、達すると同時に潮を噴く。
「ひゃ、ひゃれか……イクイク……ぁあああ……イ゛グッ……あ゛っ! ぁあああ……ああっ……」
快感を与えられ続け、助けを求めることすらできない。ミミックに捕まってからどれほどの時間が経ったのだろう。サナはいつの間にか気を失っていた。
◆ ◆ ◆
次に気がついた時、サナはダンジョンの入り口に倒れていた。
酷い目に遭った。このダンジョンには財宝が眠るという噂だったのに。最下層に財宝ではなく、ミミックがいるということは、すでに誰かが踏破しているのだろう。そして、そこにあったはずの財宝は、その誰かのポケットに収まってしまった。とんだ無駄足だった……。
「ん?」
サナのポケットが重い。なんだろうと手を突っ込んで、中の物を掴んで引っ張り出してみる。それは硬くてずっしりとしていて、じゃらりと音が……財宝だった。いくつかの宝石と、純金製の宝飾品。ミミックが入れてくれたのだろうか。
「いいミミック……だったのかな」
モンスターに良いも悪いもないか。サナはそう呟くと、まだ気だるさの残る身体を引きずって、村の方向へと歩き出すのだった。
