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ミルク販売編#02*

「少なすぎです。これじゃ買い取りませんよ」

 サナが持ってきた瓶を見るなり、ミナトは不機嫌そうに言った。

「で、でも、こんなに入ってますよ、ほら」

 半分は満たされている瓶。サナは必死に瓶を指差す。

「ちゃんと俺が言った通りにしましたか? 俺の言う通りにしていれば、もっと出るはずです」

「そんな……言ったとおりに揉みましたよ」

「本当ですか? 今、やって見せてください」

「えッ!?」

 ミナトの予想外の発言に、サナは驚いた。今は客が居ないとはいえ、ここは一応店で、いつ誰かが入ってきてもおかしくない。サナは恐る恐る「服の上からでもいいですか?」と尋ねた。

「何を言っているんです。服の上からで何ができるんですか? それとも、売るつもりがなくなったのでしょうか」

 相変わらず不機嫌そうなミナト。サナはゆっくりと服を脱ぎ始めた。

(誰も来ませんように……! うう、ミナトさんが見てる……)

 下着姿になったサナ。意を決してブラジャーを外す。

(ミナトさんが私の胸を……)

 鼓動が速くなる。顔が熱い。

「早く、やってみせてください」

 サナは瓶の蓋を外すと、ゆっくりと自分の胸を揉んだ。

「……んぅっ……♡」

 朝と同じように、白い液体が出る。その様子を見ていたミナトが舌打ちをした。

「全然違います。こうです」

 ミナトの大きな手が、サナの胸をすっぽりと覆う。ミナトはサナの胸を外側から優しく揉んでいく。

「ぁあッ♡ あッ♡」

 まだ搾られていないのに、先端から白い液体がタラタラと流れ始めている。

「はぁっ……はっ♡ ミナト、さ……♡」

 ミナトが胸を優しく揉み続ける。朝とは比にならないほどの液体が、紅く染まった膨らみから放出される。瓶はあっという間に満たされた。

「うん、これなら買い取りますよ」

 ミナトは満足そうに微笑むと、瓶の蓋を閉めた。もっとミナトに触れていてほしかったサナは、あっという間に瓶がいっぱいになってしまって、残念だった。

「ミナトさん……瓶の中身、どうするんですか?」

「飲むんですよ」

「飲む……!?」

 サナは驚いて、大きな声をあげた。ミナトは不思議そうに「他にどうすると思っていたんですか?」と首をかしげている。

「じゃ、じゃあ……直接、飲めばいいのでは?」

 ミナトは「いいんですか!?」と目を輝かせた。サナはゆっくりと頷いた。ミナトが右の胸にそっと唇をつけた。

「ん……♡」

 そのまま小さなキスを繰り返しながら、先端へ向かっていく。ぺろりと色の濃い場所を舐められただけで、サナは小さな叫びをあげた。

「こんな風に飲ませてくれるなんて、嬉しいです。これがどんなに美味しいか、人間は知りませんからね。優越感です……」

 ミナトは恍惚とした表情を浮かべている。ミナトが、サナの先端を口に含んだ。

「あぁあッ♡ あ♡ ん……んッ♡」

 じゅるっと音を立てながら、ミナトが飲んでいる。サナは快感のせいで、膝が震える。倒れないようにテーブルに手をついた。

「ん……はぁッ……♡」

 ミナトがそっと唇を離した。

「左胸もいいですか?」

「も、もちろんです……」

 サナはにっこりと笑った。

 ミナトから金を受け取ったサナは、大学に行くたびにワクワクしていた。例の女子生徒やミカヅキのグループを見かけるたびに、自分から声をかけようかと何度も迷った。しかし、サナには声をかける勇気はなかった。

 結局、声をかけられることも、かけることもなく、夏季休暇に突入してしまった。もちろん、ミカヅキグループが計画していた旅行は予定通り進んだが、サナは参加できなかった。