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登場人物

ファーロウ邸の人々
ファーロウ家は歴史の長い由緒正しきライオンの獣人の貴族である。

アレクサンドロ・ファーロウ
 ファーロウ家の次期当主。良くも悪くも子供っぽいところがある。

セオドリク・ファーロウ
 アレクサンドロの優秀な弟。錬金術師になることを夢見ている。

ファーロウ卿
 アレクサンドロとセオドリクの父親。

ジョアンナ・ファーロウ
 ファーロウ卿の第一夫人にしてアレクサンドロの母親。ファーロウ卿の寵愛を受けている。

タチアナ・ファーロウ
 色々あってファーロウ卿が迎え入れた第二夫人。セオドリクの母親。婚前はジョアンナとは親友だった。

ナナ・ファーロウ
 さらに色々あってファーロウ卿が迎え入れた第三夫人。まだ若く、アレクサンドロとほとんど年齢が同じ。

ネルソン・ブラックモア
 黒豹の獣人。アレクサンドロの執事兼護衛を務める。

リリー・バフォメット
 怪しい山羊の獣人。ファーロウ家のメイド。アレクサンドロとセオドリクの乳母でもある。

ディアリング邸の人々
ディアリング家は国王の親族である。

ガブリエラ・ディアリング
 ホワイトタイガーの獣人。アレクサンドロ、セオドリクとは幼なじみ。獣人の国で一番有名なヒト愛好家。

ドワイト
 ガブリエラご自慢の血統書付きのペット。数々のショーで優勝している。

その他の人々
獣人の国にはたくさんの人が暮らす。主人公が知り合ったのはごく一部の人たちである。

サイラス
 ハイエナの獣人。ファーロウ家を深く憎んでいるが、主人公のことは気にかけてくれている。

レランド・メイヤーズ
 熊の獣人。王国の騎士。一時期、ガブリエラとの噂があった。